三菱マテリアル

プレスリリース

2015年7月29日

九州工場における石灰石砕砂製造設備の能力増強について
~日本国内最大規模の生コンクリート用骨材製造能力へ~

三菱マテリアル株式会社(取締役社長:竹内 章、資本金:1,194億円)のセメント事業カンパニーは、2013年9月24日付にて発表しました九州工場における石灰石砕砂製造設備の増強について、このたび8月7日から営業運転を開始しますのでお知らせいたします。

日本国内において現在、生コンクリート用骨材は、東日本大震災の復興需要や、首都圏、全国主要都市部を中心としたインフラの更新需要などを背景に、全国的に不足する状況が続いております。
当社の九州工場では、東谷鉱山の良質な石灰石を原料とした石灰石砕砂の製造・販売を2004年に開始しました。2004年度の販売数量は30万トンでしたが、お客様より品質面で高い評価を受け、2014年度には関西地区を中心に約118万トンにまで拡大するなど、堅調にその販売数量を伸ばしてまいりました。
今回の増強工事では投資金額約14億円をかけ、製造系統を3系統から4系統へ増強することで年産150万トン(従来比+約45万トン)の製造能力とし、高品質な生コンクリート用骨材を、より安定的に供給できる体制を確立いたしました。
当社の九州工場は従来、一事業所における石灰石砕砂の製造量で日本国内最大規模であり、今回の増強工事により生コンクリート用骨材市場における当社の地位はより確実なものとなります。

三菱マテリアルグループでは、「人と社会と地球のために」の企業理念のもと、2020年代初頭に向けた長期経営方針において、「ユニークな技術により、地球に新たなマテリアルを創造し、循環型社会に貢献するNo.1企業集団」となることを目指しております。
この長期経営方針を実現するため、当社のセメント事業カンパニーは中期経営計画「Materials Premium 2016」において、日本国内の事業戦略として「震災復興、東京オリンピック開催等による旺盛な国内需要への安定供給」を掲げております。
今後も当社のセメント事業カンパニーは、セメントをはじめ高品質な製品の安定的な供給を通じ、広く社会インフラの整備、発展に貢献することを目指してまいります。

※...石灰石砕砂:石灰石を、細かい粒に破砕したもの。
主に生コンクリート用として使用されます。

九州工場全景 九州工場全景

砕砂製造設備 砕砂製造設備

東谷鉱山全景 東谷鉱山全景

石灰石砕砂 石灰石砕砂

以上

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