三菱マテリアル

プレスリリース

2015年4月 1日

三菱マテリアル株式会社
取締役社長 竹内 章

平成27年入社式挨拶(要旨)

これからの時代を切り拓く、新しい仲間たちへ

皆さん、入社おめでとうございます。皆さんを三菱マテリアルの一員として迎えることは大きな喜びであります。記念すべきこの日にあたり、皆さんにはご家族や恩師をはじめ、これまで皆さんを支えてくださった方々に対する感謝の気持ちを忘れずに持ち続けていただきたいと思います。
さて、日本経済は景気回復の道半ばであり、世界経済は新興国における成長鈍化をはじめとした不安要因があるなど、当社を取り巻く外部環境は先行き不透明な状況にあります。そのような状況下でも持続的に成長していくため、当社は昨年「長期経営方針」と「中期経営計画」を策定し公表しました。皆さんも、当社を取巻く状況に常に気を配り、自分が何をすべきか、何ができるかを考え、それぞれの立場で力を発揮してください。
次に、社会人生活をスタートするに当たり、三つのことを心がけていただきたいと思います。

まず一つ目は、常に「安全と健康は、全てに優先する」ことです。これは、当社が掲げる経営の基本理念です。安全と健康無くしては、従業員およびその家族の安定した生活や幸福は実現されず、ひいては会社の発展もあり得ません。しかしながら昨年、当社の事業所において三菱マテリアル誕生以来最も深刻な、多数の方々が死傷する痛ましい労働災害が発生しました。当社では、このような労働災害が二度と起こらないよう、「安全」を経営上の最優先課題として位置づけ、安全管理体制の強化と、さらなる安全風土・文化の醸成に取り組んでおります。皆さんも、この基本理念を肝に銘じて心身ともに安全と健康を心がけ、毎日を過ごしてください。

二つ目は、「三菱マテリアルの社員としての誇りと自覚を持つ」ことです。当社は炭鉱・鉱山業に始まり、時代の要請にあわせ幾多の変遷を経てきた創業140年を超える歴史ある企業です。この長きに亘る歴史を踏まえ、当社は「人と社会と地球のために」という企業理念を定めています。これは、さまざまな事業活動を通じて、人々の幸福な生活、社会の持続的な発展、循環型社会などへ貢献することを表現したものです。皆さんも、このような当社の歴史、社会的役割、高邁な理念などを理解いただき、三菱マテリアルの社員としての誇りと自覚を持ってください。
また当社グループは、安全と同様にCSRの推進を経営上の最重要課題のひとつとしています。CSRとは、会社およびその社員が、法令や社内規則のみならず、社会的良識にも従って行動することです。皆さんも、三菱マテリアルの社員としての誇りと自覚を持ち、それらに恥じぬよう、公私にわたって責任ある行動をとってください。

三つ目は、「自己研鑽に努める」ことです。皆さんが活躍するフィールドは、日本国内にとどまらず、世界に広がっています。世界を舞台に活躍できる人材となるには、仕事の知識・能力、語学力はもちろん、広い視野を持つことが必要です。しかし、これらを獲得するには、自己の努力が不可欠です。皆さんも、常に自己研鑽を怠らず、日々自ら考え、行動してください。そして、一日も早く仕事のプロフェッショナルとしての意識と実力を身につけ、世界で活躍し、当社の発展に貢献してください。

将来に向かって事業を成長させ、新しい時代を創るのは、現在に生きる我々の責務です。三菱マテリアル誕生から25周年を飾る節目の年に、これからの時代を切り拓く、新しい仲間を迎え入れることができたことを、本当にうれしく、心強く思います。改めて安全と健康を第一に、これから頑張ってください。

以上

(ご参考)
入社式日時:2015年(平成27年)4月1日 10:00
入社式会場:当社さいたまオフィス研修センター
新入社員数:153名

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