プレスリリース

2013年9月26日

子会社株式の譲渡に関するお知らせ

今般、三菱マテリアル株式会社(取締役社長:矢尾 宏、資本金1,194億円)は、加工事業カンパニー所管の連結子会社で、モータ・電気接点事業を運営する三菱マテリアルシーエムアイ株式会社の全株式について、日本電産サンキョー株式会社(日本電産株式会社の連結子会社)に譲渡することで同社と基本合意に達しましたので、下記の通りお知らせ致します。

三菱マテリアルシーエムアイ社は、モータ・接点事業運営を目的として当社が1966年に設立し、モータ、電気接点等の製造、販売を手掛け、安定した経営を行ってまいりましたが、同事業は今後一段と熾烈な競争が不可避であり、市場環境の変化に対応するため、抜本的事業構造改革を検討してまいりました。

このような中、三菱マテリアルシーエムアイ社の事業を取り込むことで事業領域の拡大を見込む、モータ事業を手掛ける日本電産サンキョー社と交渉を続けてまいりました結果、三菱マテリアルシーエムアイ社は、日本電産サンキョー社が有する高い部品製造能力、幅広い販売チャネルの下、グローバル市場において更なる成長が見込まれると判断したため、日本電産サンキョー社が最適な譲渡先であると考え、株式を譲渡することを決定致しました。日本電産サンキョー社は、株式取得後も、従来通り三菱マテリアルシーエムアイ社の現事業を継続する方針であります。

当社の加工事業カンパニーは、自動車や航空機の部品加工に必要不可欠なドリルやインサートを始めとした超硬製品、エンジンやトランスミッションなどに使われる焼結部品、耐熱・耐蝕合金、といった高機能製品など、産業に不可欠な様々な製品を世界規模で提供しております。今後新興国市場を中心にグローバルで伸長が見込まれる自動車向け需要、航空機向けなどの需要を獲得するため、経営資源を更に集中させることにより、国際競争に勝ち抜いていきます。

当社は、現在取り組んでおります、中期経営計画「Materials Premium 2013」において、「海外市場、特に新興国市場への展開」、及び「"マテリアル・プレミアム"の実現」を軸に、成長戦略を推進しております。今後も「選択と集中」を進め、成長を加速させてまいります。

  1. 三菱マテリアルシーエムアイ株式会社の概要
    本社
    静岡県裾野市
    設立
    1966年1月
    資本金
    4億9,000万円
    売上高
    123億円(2013年3月期決算、国内外子会社は含まない)
    事業内容
    モータ、電気接点等の開発、製造、販売
    従業員数
    1,554名(2013年3月末時点、国内外子会社含む)
    大株主、及び持分比率
    三菱マテリアル株式会社 100%
    国内子会社
    株式会社サンセイキ
    海外子会社
    東富士マレーシア社、東富士インドネシア社、
    東福喜儀表元器件(上海)有限公司社
  2. 株式譲渡の日程
    2013年9月26日  基本合意書締結
    2013年12月末日  株式譲渡実行(予定)

以上

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