東日本大震災の早期復興

図

震災廃棄物の受け入れ

写真木くず受け入れ

写真風力選別機

当社岩手工場(岩手県一関市)では、地元自治体からの依頼を受け、住民の方々のご理解をいただきながら、2011年10月から県内で発生した、木くず・廃プラスチックといった震災廃棄物の処理を開始し、2012年3月末までに約900tを受け入れました。
また、同様に青森工場(青森県下北郡)、横瀬工場(埼玉県秩父郡)にも、地元自治体からの要請があり、まず、安全性確認のため、岩手県で発生した木くず処理の実証試験を実施した後、受け入れを行っています。
当社では、このような震災廃棄物を処理するためには、(1)地元自治体からの正式な要請、(2)受け入れ処理を予定する震災廃棄物の事前の安全性確認、(3)地域住民の皆様のご理解、を大前提としています。
これらが全て満たされたうえで、復興の前提となるがれき処理に取り組みながら、安全・安心な街づくりに欠かせないセメントの安定供給を通じて、社会のお役に立ちたいと考えています。

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福島の環境修復事業に関する取り組み(除染事業)

写真モニタリング作業

写真超微粒子セメントによる汚染土壌の固型化

当社は、原子燃料サイクル分野で培ってきた原子力事業の経験を活かし、福島の環境修復事業に取り組んでいます。2011年度は福島県北部地域の南相馬市、川俣町、浪江町、飯舘村などにおいて大成建設(株)等と共同事業体を組み「除染モデル実証事業」を実施し、当社グループは主に放射線モニタリング、放射線管理、除染効果評価の各業務を担当しました。
2012年度以降は、除染モデル実証事業を踏まえて本格的な除染事業が始まり、当社グループはモニタリング計画と除染計画の策定・実施、放射線管理作業、除染効果の評価等の担当を予定しています。
更に、除染事業により発生した汚染廃棄物や汚染土壌は、3年程度の仮置き場での保管、30年以内の中間貯蔵施設での保管を経て、最終処分に至るものと考えられ、これらにおいても当社グループの有する放射性廃棄物の処理・処分技術を最大限に活かすことで、福島の環境修復へ貢献したいと考えています。

銅スラグを活用した重量コンクリート

大津波で甚大な損傷を受けた港湾施設の復興が進められていますが、生コン用骨材の不足が深刻な問題になっています。一方、東日本で唯一の銅製錬所である小名浜製錬所の銅スラグは、均一で品質の安定した生コン用骨材として利用できます。特に、密度が大きい特徴を生かし重量コンクリートとして港湾施設に使用することで、津波に対し"粘り強い構造物"を構築できます。今回、業界として「港湾工事における利用技術マニュアル案」を整備し、重量コンクリートの開発と銅スラグの安定供給体制の構築に取り組んでいます。

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