東日本大震災への対応と復旧・復興支援に向けた取り組み

三菱マテリアルグループは、地震発生後ただちに地震対策本部を設置し、被災状況調査・救援物資の提供、復旧支援、義援金、地域支援活動などの諸施策を実施しました。当社グループの対応と本業を通じた復旧・復興支援をご報告します。

被災状況と復旧対応

当社グループの被災状況

特に被害が大きかった事業所・グループ会社

秋田県 秋田製錬所、日本新金属(株)、三菱マテリアル電子化成(株)
岩手県 岩手工場
宮城県 秋田製錬所、日本新金属(株)、三菱マテリアル電子化成(株)
福島県 いわき製作所、小名浜製錬(株)、三菱マテリアルテクノ(株)
茨城県 中央研究所、筑波製作所

復旧対応

被災した事業所に関しては、グループの総力を挙げて対応した結果、震災発生1ヵ月後の4月上旬には、操業を休止していた60事業所のうち、47事業所で操業を再開し、一番被害が大きかった小名浜製錬(株)小名浜製錬所も7月1日に復旧したことで、全事業所での操業再開が実現しました。
操業を休止していた期間は、できるだけお客様にご迷惑がかからないように、品質重視の姿勢を崩すことなく代替品の手配等グループを挙げて取り組んだ結果、お客様からは一定の評価を得ることができたものと判断しております。
今後も節電対策に取り組みつつ、素材メーカーとしての供給責任を全うしていきます。

このページの先頭へ戻る

被災地支援への取り組み

被災地復興のための社員ボランティア活動を継続支援

写真仙台市内で行った側溝の泥だし作業

当社グループでは、社員による復興のためのボランティア活動支援に取り組んでいます。「震災ボランティア休暇」を設け、必要な費用を会社が負担することで、できるだけ多くの社員に復旧・復興に向けた取り組みにボランティアとして直接参加して貰うことを目的として、参加者をグループ内で公募しています。被災地域のボランティアセンターと連携して、1回20名程度の派遣を5月末から開始し、2011年12月までに延べ324名のグループ社員が参加しています。
今後も、被災された方々のお役にたてるよう、できる限りの活動支援を継続したいと考えています。

このページの先頭へ戻る

本業を通じた復興支援

震災廃棄物の処理

被災地で大量に発生しているがれき処理が、復興に向けての大きな課題のひとつとなっています。当社グループがこれまでに培ってきた廃棄物処理のノウハウや技術で、多面的に貢献できるよう、最大限の努力をしてまいります。

図

岩手工場での取り組み事例

図

当社岩手工場(一関市)は、震災当日の本震と4月の余震の2度にわたって被災し、ひと月余り操業休止を余儀なくされましたが、震災翌日から近隣住民へ給水支援を実施し、荷揚港がある大船渡市等沿岸地域に食料や水等の支援物資を送りました。また、10月より地域に密着した企業として、沿岸部等のがれき処理に協力すべく、セメントの品質に影響しないよう前処理を徹底したうえで、倒壊家屋等の木材を中心に受け入れを継続しています。

新エネルギー分野への取り組み

東日本大震災を契機にエネルギー問題への社会的関心が高まる中、当社グループでは従来から取り組んできた新エネルギー関連事業で、社会からの要請に応えていきます。

当社グループの新エネルギー関連事業

  • ・素材・部材技術を活かした多彩な製品の販売・開発
  • ・地下資源開発技術を活かしたエネルギー供給

「創」エネルギー

図 バックシート

・太陽電池関連製品(バックシート、化合物系スパッタリングターゲット、シリコン単結晶引揚機)
・地熱エネルギー(2ヵ所の地熱発電所を運営、新規地点の発電事業化検討実施中、その他複数地域で資源調査・評価中)

地熱開発の新たな展開

「蓄」エネルギー

図 Sn合金系負極材

・リチウム二次電池関連製品(カーボンナノファイバー、Sn合金系負極材、サーミスタセンサ)

リチウムイオン二次電池関連製品

「省」エネルギー

図 熱線カット塗料を
使用したフィルム

・省エネ関連製品(熱線カット塗料、DBA基板、半導体パワートランジスタ素材
・地中熱ヒートポンプ(場所特性に合わせた最適設計技術、多くの施工実績)

地中熱利用の冷暖房システム

このページの先頭へ戻る

このページの先頭へ戻る