海外出資先鉱山における取り組み

銅は、電線をはじめエアコン等の家電製品、建築部材、半導体用リードフレーム、自動車の端子コネクター等の用途に使われる、生活に不可欠な金属です。当社金属事業は古く、1873年に岡山県の吉岡鉱山を入手して以来、一世紀を超えて常に事業変革を重ねてきました。1966年には電気伝導を極限まで高める「無酸素銅及び銅合金」の量産化技術を確立し、半導体産業の飛躍的発展を今に至るまで支えています。
1991年からは海外銅鉱山への投融資を推進し、製錬原料である銅精鉱を長期安定供給できる体制を築いています。

銅鉱山と出資比率

銅鉱山と出資比率

さまざまな地域でのコミュニケーション活動

出資先鉱山においては、関係行政や地域住民の方々とのコミュニケーションを図りながら、人権や生活権、環境等に配慮したさまざまな活動を展開しています。

カッパーマウンテン鉱山(カナダ)での地域住民の方々とのコミュニケーション活動

河川の水質調査河川の水質調査

多くの子供たちが参加するマイニング・デー多くの子供たちが参加
するマイニング・デー

鉱山経営では、地元住民の方々のご理解が非常に重要です。
当社が出資するカッパーマウンテン鉱山(カナダ)では、先住民の方々や、鉱山監督局、鉱山代表者による「アドバイザリー・コミッティー・ミーティング」を定期的に開催しており、鉱山の操業状況のほか、環境モニタリングの結果などについてご報告し意見交換しています。
また、地元先住民団体と協定を結び、先住民の方々の雇用に配慮する等、関係政府機関の協力のもと、地域コミュニティーとの結びつきを重視した施策をとっています。

加えて、地域住民の方々との交流の機会として、毎年、ブリティッシュコロンビア州鉱業協会とともに「マイニングデー」を開催しています。当日は鉱山のあるプリンストンの町中心部の広場に会場を設けて鉱山の紹介を行ったり、地域住民の方々を鉱山現場に招待して見学ツアーを行う等、幅広い地域の方々に鉱山やその操業内容について理解していただく取り組みを継続しています。

サフラナルプロジェクト(ペルー)起業化調査において環境影響評価を実施

探鉱試錐調査探鉱試錐調査

河川の水質調査河川の水質調査

当社はテックリソーシーズ社(本社 カナダ)及びその子会社とともに、ペルーにおいてサフラナル銅鉱山プロジェクトに参画しており、現在起業化調査を実施しています。
本プロジェクトのオペレーションを行うカンパニア ミネラサフラナル社(CMZ社)に対する実質的な当社の出資比率は20%であり、当社はペルー国内に子会社を設立のうえ、技術者を派遣しており、CMZ社と連携して現地の状況を常に把握しつつ、本プロジェクトの推進を図っています。

CMZ社は、地元の文化、価値観、伝統、歴史的遺産を尊重し、オープンで誠実な長期的パートナーシップを結ぶことを行動規範に掲げています。そのため本プロジェクト実施区域周辺の地域住民をはじめ、周辺のステークホルダーとの公式な対話の場を持っているほか、個別的なブリーフィングの実施、問い合わせへの対応等を行っています。このような活動を通じて、地元の意見や要望を反映しながら、社会的な信頼の構築に努めています。
また、法定手続きである環境影響評価実施に向けて、地域住民との対話を重ねているほか、将来の鉱山及びインフラ整備地域において、環境・地域社会に関する基礎調査を行っています。

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