1)サーミスタとは

サーミスタとは、素子温度の変化に対して電気抵抗の変化の大きい抵抗値をもつ電子部品です。
抵抗と温度の関係が線形であると仮定すると、次のようになります。

 

 

サーミスタは、αの分類に応じて、2つのタイプに分類することができます。
αが正のときは、温度が上昇すると抵抗が増加し、PTC(Positive Temperature Coefficient)サーミスタと呼ばれます。
αが負のときは、温度が上昇すると抵抗が減少し、NTC(Negative Temperature Coefficient)サーミスタと呼ばれます。


PTCサーミスタはある温度をこえると温度の上昇に対して急激に抵抗が増大するサーミスタです。 電流を流すと自己発熱によって抵抗が増大し、電流が流れにくくなるため電流制限素子として用いられます。また、ヒューズの置き換えとしても利用されています。


NTCサーミスタは温度と抵抗値の関係が簡単な近似式で算出できるため、温度センサとして広く使われています。 その他、電源回路の突入電流リミッタとしても使われています。
NTCサーミスタのアプリケーションとしては、機能、性能、価格の面から、電子機器や電子デバイスの温度検知に広く用いられています。


三菱マテリアル製のNTCサーミスタは、均一で高純度の原料を使用して、理論的密度に近い構造をもった高性能セラミツクスです。


このため、小型化できるとともに、抵抗値・温度特性のばらつきも非常に小さく、あらゆる温度変化にもすばやく応答して、高感度で高精度の検出が可能です。


小型・高信頼性の二一ズに対応する各種の形状・特性のものがあり、皆様のご要望にお応えします。


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