2)誘導雷サージ

 夏季雷の場合、雷雲の上部には正電荷、下部に負電荷が発生します。
 この雷雲の下に送電線や通信線ケーブルが存在すると、ケーブルの上にも正の電荷が集められ高電圧が発生します。
 静電誘導サージは、雷雲間あるいは雷雲と大地間の放電によって雷雲の負電荷が消失(減少)すると、ケーブル上に蓄えられた正電荷は拘束を解かれて両方向へ進行波となって進み発生します。

 

 

 

 電磁誘導サージは、雷雲と大地間で放電(落雷)する時に大電流が流れ、電磁界が発生することにより生じます。
 落雷点の近くに送電線や通信線のケーブルが存在すると、これがアンテナとなり電磁誘導により異常電圧が発生します。
 雷雲間あるいは雷雲と大地で放電を起こす時、近傍の送電線や通信線のケーブルに静電誘導や電磁誘導により異常電圧が発生します。これを誘導雷サージと言います。図2(a)(b)に発生メカニズムを示します。

 

 


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