8)反射特性のチップインダクタ依存性

 AM11DP-ST01は、調整用のチップインダクタの適切な選択により広い周波数範囲での適用が可能である。通常、3個のチップインダクタを調整用に用いているが、給電点とチップアンテナ間に縦続に実装された2個のL1,L2は周波数調整用である。また、グランドに対して並列に実装されたL3はインピーダンス調整用である。


・セクション1.のサンプル基板を用いて、L1とL2を固定し、L3のみを変化させたときのVSWR特性がFig.8-1である。VSWRの極小となる周波数は430MHzから殆ど変化しないが、27nHからL値を前後させるとFig.8-2に示すように、VSWR値が大きくなっていくことが分かる。
・L1とL3を固定しL2を変化させると、Fig.8-3に示すようにVSWRの極小値は劣化することなく、周波数のみが変化することが分かる。横軸にL1+L2を、縦軸に共振周波数を取ったときのプロットがFig.8-4である。これにより、このサンプル基板ではL1+L2の値を約1nH増やすごとに、共振周波数が0.76MHzだけ低周波側にシフトしていくこととなる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Copyright © Mitsubishi Materials Corporation All Rights Reserved.